ロートアイアンの歴史(2)2013年12月06日
ロートアイアンは11~12世紀には、帯によって隣接する唐草を接続し、その先端を装飾的なモチーフであしらったものが主流になりました。そのほかにはバラエティに富んだ三又型のドアマウントや装飾技術としての表面彫刻も特徴的です。
その後13世紀の後期には画期的な新しい装飾技術として、スタンプワークが生まれました。スタンプワークはそのほとんどが蔓や花をあしらったもので、そのブームは14世紀の前半まで続きました。
さらに14世紀になるとヨーロッパではペストが流行したためロートアイアンが発展することはあまりありませんでした。